戸建住宅でのオーニング活用|オーニング意識調査
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オーニングについて
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近年、気候変動対策が国際的に重要度を増しています。日本でも集中豪雨や台風の発生数、猛暑日の増加など、目に見える形で気候変動の影響を感じるようになってきました。世界各国でSDGsや脱炭素の取り組みが進められており、日本も例外ではありません。
BXテンパル株式会社はオーニングメーカーとして、気候変動に具体的対策を提案しています。オーニングは直射日光を遮り、直下の体感温度を下げる、または室内の温度上昇を防ぐことができる建材です。オーニングを活用し、夏の暑熱対策や冷暖房費の削減に取り組んでいます。「オーニングをはじめとした遮熱製品の普及を通して、気候変動に適応すること」をミッションに事業活動を進めています。
今回、オーニングの認知度や使用実態を知るため、意識調査を実施しました。
オーニングに対する一般認知や普及度、具体的な利用シーンや使い方をヒアリングした内容を共有します。
調査の概要
調査エリア |
全国47都道府県 |
調査対象者 |
性別:男女 年齢:20~69歳 戸建持家住宅に住んでおり、住宅設備に関する購入・選定に関与する方 |
サンプル数 |
13,208 (集計・分析は、「戸建持家住宅に住んでおり、住宅設備に関する購入・選定に関与する方」:9,249 サンプル) |
調査機関 |
2022年11月10日(木)~11月11日(金) |
調査手法 |
インターネット定量調査 |
調査機関 |
株式会社クロス・マーケティング |
※調査結果の詳細に関しては、ページ下部より資料をダウンロードいただけます 。
調査サマリー
オーニングの認知は「名称」<「ビジュアル」
オーニングの認知度を聞くと、オーニングを見たことがあると回答した人が67%に対し、オーニングという名称を知っていると回答した人は33%でした。このことから「オーニングという名称」ではなく、「オーニングのビジュアルや見た目」で認知される傾向が高いことがわかります。
さらに、実際に購入・設置した人は全体の3%であり、まだまだ普及していないことが窺えます。
オーニングは日よけとして導入
オーニングに興味関心を持った理由のうち、76%の方が日よけ対策に良さそうという理由で興味を持ったと回答しています。
室内の遮熱効果にも関心が高く、オーニングを日よけや暑さ対策目的で導入しています。
課題は「風に対する耐久性」
設置に踏み出せない理由の多くは、強風に対する耐久性でした。次点で導入コストやメンテナンスが不安要素として挙げられています。
購入者は40代までの若年層、設備への関心や環境意識が高い
オーニングの購入層は40代以下が半数近くを占め、比較的若い層が購入しています。庭やベランダ、バルコニーがある住宅が多く、都市近郊・郊外の敷地面積を有する住宅居住者が多いことがわかります。
また、オーニング購入者は、設備の導入やリフォームによる暑さ対策に関心が高く、一方でエアコンの依存度が相対的に低い結果となりました。これは設備を整え、住まいをより快適にするモチベーションや、環境意識が高いことが推察されます。
日よけ・雨よけの機能に満足
オーニング購入者に対する満足度の調査では、満足・とても満足が72%を占める結果となりました。満足度が高い項目は、日よけや雨よけなどの機能に対する票が多く集まりました。