直接日射しを遮るオーニングは”体感温度”をバランスよく整えることに働きかけ、「熱中症予防」や「暑さ対策」に大幅に役立つことが科学的測定値からもわかってきました。
オーニングでクールダウン!オーニングは近年の異常な災害的猛暑対策に貢献します。
真夏の日中、日射しが照りつける中アスファルト道路を避けて、木かげを探して歩く経験は誰しもあるのではないでしょうか?木かげ下の気温もアスファルト道路の気温も同じなのに、なぜ木かげを選ぶのでしょうか?
体感温度とは、人の肌が感じる温度の感覚を表したものである。
人は気温だけではなく、湿度、風、日射や地表面の放射熱から影響を受け、「暑い」「涼しい」と感じます。
オーニングを設置して日陰をつくり出すことで、体感温度上昇の要因である、日射と赤外放射を大幅にカットします。結果、オーニングの下の体感温度は、日なたと比べると約7℃下がります。
< 実験地:埼玉 桶川試験場にて2016年9月に測定(気温30℃)>
※試験測定値であり、保証値ではありません。
SET∗(エスイーティースター)は、研究者や空調分野の技術者に広く使われている体感温度指標で、温熱的に同等な標準環境の気温(℃)ということが出来ます。
人の温冷感や快適感と良い関係性を示し、SET∗32℃を超えるあたりで「不快」と感じる傾向にあるようです。
WBGTは、人の酷暑限界を知るために開発され、日本では主に産業職場の熱環境評価に使われてきました。現在は屋内外の熱中症予防の指標として普及し、環境省では「暑さ指数」として全国840地点での実況予測値を公表。WBGT28℃以上では厳重警戒等になっています。