お家の庭は活用できていますか？庭はあるけど暑くて使えていない、視線が気になるなど、住み始めて気づくこともたくさんあります。庭先に屋根のあるメリットをお伝えしながら、後付で屋根の代わりになるオーニングをご提案します。
＼庭に屋根を設置する際のポイント／
目次
庭先に屋根を設置することには多くの利点があります。その中でも以下にいくつかの利点を紹介します。
屋根があることで、お庭での過ごし方が格段に快適になります。直射日光を遮ることで、日中の強い日差しを避け、夏の暑さや熱中症のリスクを軽減できます。家族や友人とのリラックスした時間を過ごすためには、快適な空間づくりが重要です。また、室内の家具やフローリングなども、直射日光を受け続けると色褪せ・変色のリスクがあります。カーテンやブラインドなどで陽の光を遮ることもできますが、日中カーテンを締め切って過ごすのは不自然です。日差しを遮るには、窓の上の屋根や軒先がとても役に立ちます。
屋根があれば、急な雨にも安心です。天気が心配なときでも、屋根や軒があれば洗濯物が外に干せます。また、雨風をしのげるため、屋外収納スペースとしても活用できます。自転車や庭具の保管場所としても活用ができます。
シェードの生地は編み目が大きめに作られたメッシュ生地で作られており、生地の隙間から程よい日差しが差し込むのが特徴です。取りはずしも簡単に可能なため、シェードがあるだけでオシャレな庭を簡単に再現できます。シェードも植物と同様、雨を通すため雨天時の使用は注意しましょう。
屋根には多くの利点がありますが、簡単に設置できない場合もあります。屋根を後付けする際には注意が必要です。以下にいくつかのポイントを挙げてみましょう。
後付けの屋根を設置する際、建物の延べ床面積に含まれることがあります。これは建築基準法や地方自治体の条例によって異なるため、設置前に確認が必要です。都会の住宅地では、「もともと建ぺい率いっぱいに建物が建っているため、新たに屋根を建てることができない」というケースも少なくありません。また、屋根を設置することで増築や新築扱いとなった場合、自治体への申請が必要になります。地域の建築制度に詳しい専門家に相談することをおすすめします。
屋根の設置には決して安くない費用がかかります。材料費や施工費などを考慮して予算を計画しましょう。例えば既存の建物に屋根を設置する場合は、建物の強度が問題になります。建物の強度が不足しているときは、屋根とは別に既存の建物を補強する下地工事が必要になります。また、新たに柱を建てて屋根を設置する場合は、基礎工事が必要になります。基礎工事は庭や地面を壊して、柱や屋根を建てられるように土台を作ることです。基礎工事の際に水道やガスの配管を移設する、壊した地面を補修するなどの作業も必要になります。このように屋根を設置するための費用とあわせて、想定外の費用が発生します。もともとの建物を建てた業者に相談しながら、要望と予算を念入りに確認するのが良いです。
屋根を設置することで、庭に差し込む日差しが減少する可能性があります。日光が必要な植物を育てる予定の場合や、陽光を楽しみたい場合は、適切な設置角度や材質を選ぶことが大切です。そして季節によって日射角度は変化します。夏、冬でどのように使いたいか、じっくりと考えていきましょう。
庭先に屋根があるメリットはたくさんありますが、建築で屋根をつくるとなると実現性や費用面でどうしてもハードルが高くなってしまいます。では、屋根を建築する以外の方法はないのでしょうか？簡易に後付けできる方法として、以下の建材があります。
カーポートは車を守るための屋根付きの駐車スペースですが、庭に設置することで屋根付きのリラックススペースとしても活用できます。車を置かない場合でも、テーブルや椅子を並べて快適な空間を作り出せます。ただし、カーポートにも基礎工事が必要になります。
パーゴラは、天面が格子状に抜けている工作物です。植物を絡ませたり、日陰スペースを提供したりするのに適しています。パーゴラも基礎工事が必要です。
オーニングは、折りたたみ式、あるいは巻取り式の布でできた日よけ製品です。日差しや雨を遮る効果があります。手軽に取り付けられるため、後付けにも適しています。さまざまなカラーやデザインがあるため、お庭にアクセントを与えることも可能です。
「建築でつくる屋根」の代わりになる建材のなかで特にオススメなのが、後付けで設置できるオーニングです。その利点を見てみましょう。
壁に取り付けるタイプのオーニングは、季節や天候に合わせて収納したり張り出したりすることができます。オーニングは夏の暑い日には涼しい陰を提供します。熱くなりがちな真夏のウッドデッキも裸足で歩けるようになります。そして冬の時期は収納しておけば、室内に光を取り入れることができます。冬の日差しの良い日には日光浴を楽しむ場所にもなります。さらに、小雨の日には雨よけとしても役立ちます。強風や大雨のときには収納が必須ですが、このように日差しをコントロールすることで庭やデッキスペースをもっと使いやすくする便利なアイテムです。
パーゴラとオーニングを組み合わせることで、庭に美しい覆いを持たせつつ、遮光や遮雨の機能を追加できます。パーゴラの上にオーニングを取り付けることで、日差しを程よく調整しながら、開放的な空間を保つことができます。オーニングの中には取り外し可能な製品もあります。夏場、使うときに設置し、冬は保管して長くお使いいただくことが可能です。パーゴラとの組み合わせで、「庭のここに日よけスペースがほしい」を叶えられます。
後付けでオーニングを設置する際には、以下のポイントに注意してください。
オーニングを設置するためには、屋根や壁に固定する必要があります。壁の材質や強度を確認し、適切な固定方法を選びましょう。
BXテンパルでは後付けでオーニングを設置する場合、強度確認を重視しています。建築当時の図面や現地調査によって、設置の可否、壁の補強方法をご提案しています。また責任施工でオーニングの製品の販売から設置工事まで一貫体制でご対応させていただきます。
建物の種類別のオーニングの取付方法について詳しく解説しています。
オーニングを取り付けるためのパーゴラやフレームが必要な場合もあります。庭のスペースや地形に合わせて、建設が可能かどうかを確認しましょう。設置場所やサイズの選定も大切です。
BXテンパルではオーニングを設置できるパーゴラの大きさや素材までご提案が可能です。
後付けでオーニングを設置する際には、信頼できる業者やメーカーに依頼することが重要です。施工実績や口コミを確認し、適切なプロフェッショナルに作業を依頼しましょう。正しい設置によって、安全性と耐久性を確保できます。
BXテンパルはオーニングメーカーとして創業より40年間、製品や工事の品質を大切にしてきました。弊社の製品は、お客様のご要望にあわせたオーダーメイドとなっています。また、設置に必要な部品の特注対応、工事方法も物件にあわせてご提案させていただきます。
BXテンパルの選ばれる理由をお伝えします。
お庭は家の一部として、より快適で活用価値の高いスペースにすることができます。後付けのオーニングを設置することで、直射日光や雨から守られる空間を手に入れ、四季折々の楽しみ方を広げることができます。庭先に屋根を設置する利点から注意点、後付けオーニングの種類、設置方法までを考慮して、理想の庭づくりを実現しましょう。
BXテンパルはオーニング専門メーカーとして、お客様のお庭のお悩みを解決できます。ぜひお気軽にご相談ください！