人の集まる店舗づくり|ファサードデザインを建材から考える

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ファサードは店舗をデザインする上で重要な要素のひとつです。
店舗のファサードデザインの効果やコツを建材メーカーの視点から解説します。


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\店舗のファサードデザインのポイント /

POINT1
ファサードデザインは店舗の「集客力」に大きく影響します。
POINT2
オーニングはファサードデザインに活用しやすい建材です!

目次

1.そもそも、ファサードデザインって何?

2.ファサードには「集客」の役割がある

3.思わず入りたくなるファサードデザインのポイント

    1.  ①店舗のコンセプトや世界観を伝える
    2.  ②心地よさを演出する
    3.  ③周辺環境との調和
    4.  ④人目にとまるアイキャッチ効果
    5.  ➄店内が見えると入りやすくなる

4.ファサードデザインに関連する建材

    1.  ①サインや看板
    2.  ②ドアや窓などの建具
    3.  ③照明器具
    4.  ④テントやオーニング

5.オーニングのススメ

    1.  ①「デザインアイコン」としてのオーニング
    2.  ②店名やロゴマークをデザインできる
    3.  ③コンセプトに合った生地で店舗の雰囲気を演出する
    4.  ④店内を見せながら、日よけ効果がある
    5.  ⑤雨よけ効果がある

6.まとめ:ファサードデザインをオーニングでお手伝いします。

 

1.そもそも、ファサードデザインって何?

ファサードデザインは建物の正面デザインのことであり、ファサードはフランス語で「顔」の意味を表す言葉です。
主に道路側から見た時の店舗の外観のことで、最も人びとの目に触れる部分です。
ファサードには、店舗の外観に付随して設置される看板や店内外照明等も含まれます。


2.ファサードには「集客」の役割がある

店舗のなかで「顔」ともいえるファサードは、入店する前にお客様が必ず見る部分であり、お客様が店舗に入るか否かを無意識に判断する重要な集客の役割を担っています。

例えば、お客様が気になる店舗を見つけたものの外観から何も情報を得ることができない状況で店舗に入るでしょうか?ほとんどの人が他の店舗を探してしまうと言えます。
店舗の顔であるファサードが明確でないと、集客率を下げることにつながるため、結果的に売り上げの減少にもつながってしまいます。
集客率と売り上げがあまり伸びないと悩んでいる店舗の場合には、ファサードに工夫を凝らすことが重要です。


3.思わず入りたくなる店舗ファサードデザインのポイント

お客様が一目で何の店舗か分かること、スムーズに入店してもらうことがファサードデザインでは大切です。
ここでは思わず入りたくなる店舗ファサードデザインのポイントを5つご紹介します。
それぞれの店舗に合ったコンセプトを定め、ポイントを押さえていきましょう。


店舗のコンセプトや世界観を伝える

ファサードは、店舗のコンセプトを一番にお客さまに伝えることができるポイントであり、店舗のコンセプトはファサードのデザインにおいて一番重要な部分です。店舗のコンセプトとファサードが合っていないと、実際に入店した際のギャップが生じ、うまくお客様を呼び込めないといった事態が起こることが考えられます。
一目見ただけで店舗のイメージをお客様に持たせることが重要です。

②心地よさを演出する

人の注目を引くために派手なデザインにこだわりすぎると、お客様に緊張感を与え入店へのハードルが上がってしまいます。
反対に暗く重い雰囲気のあるデザインもお客様に不安感を与えます。好印象を与える店舗にするために、色や素材をバランスよく使用することが大切です。
さらに、照明を活用し、店内だけでなく店外も明るくすると入店へのハードルを下げ、集客に効果的です。


周辺環境との調和

ファサードを考える際、景観法を確認しておく必要があります。
例えば、京都の街並みは、京都の歴史と伝統や文化の特色を出すように定められています。なので、京都市にあるコンビニエンスストアなど、小売店や飲食店の看板の色は茶色に統一されています。
景観法を守り、店舗がある街などの雰囲気と外観をマッチさせながらも、ほかの店舗と区別がつく外観にすると理想的なファサードと言えます。

人目にとまるアイキャッチ効果

わかりやすいアイキャッチは、人の目につきやすく、人に興味や好奇心を抱かせるため、集客を成功させるカギになります。
ファサードに赤や黄、オレンジなどの色を使用したり、看板メニューをイラストで掲示したりと、色や建物のデザインを工夫すれば、視覚にインパクトを与えられます。


店内が見えると入りやすくなる

店舗内の様子が外から見えるデザインは、新規顧客が入店する際に安心感を与え、集客においても有効的な方法といえます。
例えば、ガラスファサードやテラス席の設置は店内の様子が見えるだけでなく、日光を取り込み開放感のある店内を演出することが出来ます。

4.ファサードデザインに関連する建材

建物の正面デザインであるファサードデザインには様々な建材が使用されています。
ここでは実際にファサードデザインで用いられる建材の特長をご紹介していきます。


サインや看板

サインや看板はお客様が離れた場所から見てもお店があることに気づいてもらえるため、集客に効果的です。
お店の名前はもちろん、シンボルカラーを取り入れることで何のお店なのかをお客様に的確に伝えることが出来ます。
遠くから一目見ただけでどんなお店があるのか分かってもらえるよう、シンプルなデザインで視認性を高めたり、お客様の視線に合わせた場所に設置したりすることが重要です。

ドアや窓などの建具

ドアや窓などの開口部は人や物の出入りと同時に光や空気を通す役割を持ち、大きくすると店内の様子をアピール出来るのでお客様の入店へのハードルが下がります。
一方、出入り口を小さくすると隠れ家のような雰囲気を演出できます。入り口ドアはお客様が通る場所でもあるので、機能性や利便性も考慮しながら、コンセプトに合わせた建具を選び、ファサードをデザインするように心がけましょう。


照明器具

照明器具の活用も、ファサードをデザインするうえで大切です。
照明が少ないと店舗が暗く見えて、お客様に営業が終わっていると捉えられてしまう可能性があります。
店内だけでなく店外も明るくすることで、お客様の目につきやすい店舗づくりが実現できます。

LEDオーニングでつくるオープンスペース

LEDオーニングについて、施工事例とともに詳しく解説しています。

④テントやオーニング

主に飲食店のテラス席や商店街の軒先などで用いられるテントやオーニング。
ヨーロッパでは古くから住宅や商業建築などに広く活用され、窓やテラスをおしゃれに機能的に彩ってきました。
キャンバスカラーやフレームカラーをカスタマイズ出来るため、コンセプトに合わせたオリジナルのファサードをデザイン出来ます。



5.オーニングのススメ

これまでファサードデザインに関連する建材を紹介してきました。
上記で述べた建材がある中で、BXテンパルではオーニングをおすすめします。
ここではオーニングで出来る、ファサードデザインの特長をご紹介いたします。


「デザインアイコン」としてのオーニング

オーニングは店舗の世界観やデザインを感覚的に伝えることができる、デザイン性の高い建材です。
オーニングはこれまで多くの店舗で使われてきました。店舗の入り口やオープンカフェのテラス席など、「店舗の周辺×人の集まる場所」に採用いただいています。
そのため、「オーニング=カフェ・お店」といったイメージが、一般的に認識されているのではないでしょうか。
通りがかりの人はパッと見で、「どんなお店か」「お店に入りたいか」などを瞬時に想像・判断しています。
オーニングと店舗の雰囲気や扱う商品・サービスと合致していれば、店舗側の意図を感覚的にかつ瞬時にお客さまに伝えることができるといえます。


店名やロゴマークをデザインできる

オーニングは生地に店名やロゴマークを入れることが出来ます。
オーニングに店名やロゴマークを入れることで看板効果を発揮し、集客に効果的です。
文字の色や取り付け位置もデザインできるため、お客様の要望に合ったオリジナルのオーニングを提案いたします。


コンセプトに合った生地で店舗の雰囲気を演出する

オーニング生地はカラーや材質のバリエーションが豊富です。
チェーン展開している店舗では、生地の色をブランドカラーで統一することで遠くからでも一目で何のお店があるかをアピールすることが出来ます。
最もスタンダードなポリエステルキャンバスは2種類あります。
光沢のないマット調のキャンバスは、カフェ、レストラン、パン屋などにおすすめです。
一方で、光沢のあるエナメル調のキャンバスは、居酒屋、薬局、スーパーなどにおすすめです。
再生可能なポリエステルを使用したエコキャンバスは、そのプレミアムな質感と見た目の高級感から美容院やアパレルショップなどにおすすめです。

キャンバスの選び方とは?

素材や用途に応じたテント生地の選び方について詳しく解説しています。


店内を見せながら、日よけ効果がある

日よけ対策として一般的なカーテンやブラインドは店舗のファサードで使用する際、お客様からは「閉店している」と思われてしまう可能性があります。
さらに、店舗はお客様の出入りで入り口が開閉する頻度が高く、室内空調の効きが悪くなる悩みもあります。
「店内を見せながら、夏の暑さ対策をしたい」というニーズを叶えられる建材として、オーニングは最適な選択肢となります。
カーテンなどの室内に設置する日よけ製品とは異なり、オーニングは「外部遮蔽」ができる日よけ製品です。
熱を室内に入れず、店舗の外でカットすることで、店内や店頭を快適にすることができます。

オーニングの効果

オーニングとエアコン稼働率や日射しとの関係を詳しく解説しています。


雨よけ効果がある

オーニングは日よけだけでなく雨よけの役割も果たします。雨天時、このような悩みはありませんか?
「雨が店内に吹き込み、店内の商品が濡れてしまう」
「お客様が入店時、傘をたたむときに雨に濡れてしまう」
「店外で並んでいるお客様の傘で道を塞いでしまう」
オーニングを設置するとこのような悩みも解決できます。

オーニングで雨の日も快適に!雨の日の使い方や注意すべき点とは

雨の日のオーニングの使い方について詳しく解説します


6.まとめ:ファサードデザインをオーニングでお手伝いします。

これまで店舗でのファサードデザインについてまとめてきました。
BXテンパルでは豊富な製品とキャンバスカラーから、店舗のコンセプトに合わせたファサードデザインづくりのお手伝いをいたします。是非お気軽にお問い合わせください。

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