後付け屋根でプールに快適な日陰をつくる!子どもたちの熱中症対策に

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夏の強い日差しが照りつける日中、プールや水遊びは子どもたちにとって最高の楽しみです。しかし、同時に大きな懸念となるのが熱中症です。

ご家庭のおうちプール、学校のプール授業、保育園や幼稚園での水遊び…どの場所でも、子どもたちは長時間にわたって強い日差しにさらされてしまうリスクがあります。特に、子どもは遊びに夢中になってしまい体調の変化に気付きにくい上に、体温調整機能も未熟なため、大人以上に注意が必要です。

そこで有効な解決策となるのが、プールに後付けできる屋根です。この記事では、あらゆる場において、屋根を後付けすることで、お子さまたちの熱中症対策を万全にし、安全な水遊び環境を整える方法について詳しく解説します。

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\プールに後付けで屋根を設置するためのポイント/

POINT1
後付け屋根は単なる日よけではない
POINT2
専門業者への相談と製品の安全性

目次

1.なぜ後付け屋根が必要なのか?解決できる3つの悩み

2.後付け屋根の種類と特徴

3.プールに後付けで屋根を設置する際のポイント

4.【導入事例】後付け屋根で快適なプールを実現

5.まとめ


1.なぜ後付け屋根が必要なのか?解決できる3つの悩み


後付け屋根は単に日差しを遮るだけでなく、プールの管理や利用における様々な悩みを解決します。

①熱中症・紫外線対策

夏の強烈な日差しは、プールサイドの温度を上昇させ、熱中症のリスクを高めます。また、子どもの肌はデリケートなため、長時間の紫外線にさらされることは、将来的な健康上の問題にもつながりかねません。プールに屋根を設置することで、安全で快適な日陰を確保し、子どもたちが安心して水遊びができる環境を整えられます。屋根が直射日光を遮ることで、水温の急な上昇も抑えられ、より快適な水遊びが可能になります。

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②プライバシーの確保

特にご家庭のおうちプールでは、近隣の視線が気になるという声が多く聞かれます。せっかくの楽しい水遊びも、周りの目が気になっては、心から楽しむことができません。後付け屋根は、周囲からの視線を遮る目隠しとしても機能し、プライベートな空間を確保します。さらに、都市部の学校や保育園などでも、隣接するマンションやビルからの視線を遮ることで、子どもたちがのびのびと、安心して水遊びができる環境を作ることが可能です。

③利用機会の拡大

天候に左右されずにプールを利用できることも大きなメリットです。屋根があれば、急な小雨が降っても水遊びを中断する必要がありません。また、夏の特に暑い日でも、屋根が直射日光を遮ることで、子どもたちが快適に過ごせる休憩スペースが生まれ、プールでの活動時間を増やすことができます。

 

2.後付け屋根の種類と特徴

後付け屋根には、プールの規模や用途に合わせて選べるいくつかの種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

スライド式(開閉式)屋根

スライド式(開閉式)屋根は、ガイドレールやワイヤーに沿ってキャンバスを開閉できるタイプの屋根です。必要な時に引き出して日陰をつくり、使わない時はコンパクトに収納できるのが大きな特徴です。特にプールサイドに設置することで、利用する時間帯や天候に合わせて休憩スペースを柔軟に作り出すことができます。
また、本体からキャンバス部分を取り外せるので、プールを使用しないオフシーズンや台風などの強風時には、室内でキャンバスを保管できます。これにより、紫外線や雨風によるキャンバスの劣化を防ぎ、長く安全に使うことができます。


独立型オーニング

独立型オーニングは、建物から離れた場所にも設置ができる、自立型の屋根です。壁に取り付ける必要がなく、支柱でしっかりと支えられるため、中庭や園庭、グラウンドの隅など、周囲に壁がない場所に設置されている簡易プールや、水遊びスペースの日よけにおすすめです。単独で設置できるため、プールの位置に合わせて自由にレイアウトができるのも魅力の一つです。


壁付型オーニング

壁付型オーニングは、建物の外壁に直接取り付けるタイプの屋根です。リモコンやスイッチ一つで開閉ができる電動タイプもあるため、利便性に優れています。特に、高い壁で覆われているプール場や、建物から張り出しているウッドデッキなどのスペースにおすすめです。日差しが強い時間帯にサッと広げて日陰を作り、日差しが弱い時間帯はすっきりと収納しておくことで、建物の景観を損なうことなく、プールサイドを快適な休憩スペースに変えることができます。また、スペース全体に日陰を作れるため、見守りをする大人も快適に過ごせるというメリットもあります。


 

3.プールに後付けで屋根を設置する際のポイント


後付けで屋根を設置する際には、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

ポイント①:設置場所の環境と用途に合わせた屋根の種類選び

「熱中症対策のための日陰作り」が主な目的なのか、それとも「プライベートな空間を確保したい」なのかなど、目的によって最適な屋根の種類は異なります。また、プールの広さや既存の建物の構造、周辺の風の強さなど、設置場所の環境も考慮して選ぶことが重要です。まずは、ご自身のプールの状況を把握し、優先順位を決めることから始めましょう。

ポイント②:安全性と耐久性の確認

子どもたちが利用する場所だからこそ、安全性が何より重要です。強風や積雪に耐えられる耐久性があるか、そして火災などのリスクに備え、防炎・不燃性の素材が使われているかなど、製品の安全基準をしっかりと確認しましょう。特にプール全体を覆うような大型の屋根は、万が一パーツが落下した場合に裸足の子どもが怪我をする恐れもあるため、細心の注意を払う必要があります。
また、長期的に安心して利用できるよう、製品の保証内容や耐用年数、定期的なメンテナンスについても確認しておくことをおすすめします。

ポイント③:専門業者への相談と施工

後付け屋根は、プールや周辺環境に合わせてオーダーメイドで設計・施工されることが多いため、専門知識を持った業者に相談することが不可欠です。専門業者に依頼することで、プールの状況や目的に合った最適なプランを提案してもらえるだけでなく、設置後のメンテナンスやアフターフォローも安心できます。後悔しないためにも、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。

4.【導入事例】後付け屋根で快適なプールを実現

場所:小学校プールサイド
製品:ニュースーパーマキシム(手動式) 間口11m、出巾2m
柱を設置しない壁付型のオーニングのメリットを活かし、プールサイドのスペースを制限せずに11mの大きな日陰を作ることができました。


5.まとめ

後付け屋根は、プールの熱中症対策や日陰作りだけでなく、プライバシーの確保や利用機会の拡大など、多くのメリットがあります。この記事で紹介した内容を参考に、最適な後付け屋根を見つけて、子どもたちが安心して笑顔でプールを楽しめる環境整えましょう。

ご自身のプールにどんな屋根が合うのか、具体的な疑問がある場合は、お気軽にご相談ください。 

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