利用シーンに合わせたオーニング・シェードの選び方|住宅編
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オーニングについて
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お庭やウッドデッキ、ベランダなど、おうち時間を快適に過ごすのに、オーニングやシェードといった日よけアイテムが近年注目されています。一言でオーニングやシェードといっても、メーカーや種類がたくさんあり、いざ選ぶとなると迷ってしまうものです。
BXテンパルは、オーニング専業メーカーです。これまで様々なお施主様のお悩みをオーニングやシェードで解決してきました。オーニングのメリットを中心に、お客様の利用シーンに合わせた具体的な使い方、最適な製品の選び方について、お伝えします。
1.オーニングとシェードの違いとは?
そもそも、オーニングとシェードはどんな違いがあるのでしょうか。それぞれの形状の違いをみてみましょう。
オーニング
オーニングは日よけ用途の庇(ひさし)を指します。壁に取り付けたオーニングが、アームが伸び縮みして天幕のキャンバスが動くエクステリア建材です。特徴は、奥から手前に可動するので、軒先や屋根の代わりとして使えるという点です。オーニングの生地の多くは表面に撥水加工が施されているので、簡単な雨よけとしても活用できます。
また、壁付けのオーニング以外にも、独立型やスライドするタイプのテントなど、様々な形状があります。
→オーニングについて詳しくはこちら
シェード
シェードは文字通り「日陰」をつくるエクステリア建材です。日よけという機能はオーニングと同じですが、シェードは上から下方向に設置します。可動するロールスクリーン状のタイプや、ハトメ加工したキャンバスをロープで固定するタイプなどがあります。主に窓面に設置して、室内の日よけ対策に使われます。シェード生地の多くはメッシュキャンバスで、風通しの良い素材が用いられています。
→シェードについて詳しくはこちら
・オーニングは、奥行方向に伸縮し、日陰スペースを作る
・シェードは、上下方向に伸縮し、室内への日を遮る
オーニングとシェードでは「可動方向や設置する方向が異なる」と言えます。これらの特徴をわかった上で、選び方を考えてみましょう。
2.オーニング・シェードのメリットと選び方
オーニングやシェードを住宅に取り付ける上で得られるメリットは大きく4つです。
①室内の暑さ対策
②屋外の有効活用
③目隠し効果
④デザイン性
オーニングの種類によっては、メリットがあったりなかったり、複数を兼ね備えていたりします。
そこで考えるべきは「オーニングやシェードを使いたい場所はどこか」という点です。
具体的な利用シーンとあわせて、おすすめの機種をご提案します。
①室内の暑さ対策
夏の日差し対策として、オーニングとシェードは共通して効果を発揮します。屋外で日射を遮ると、有害な紫外線が室内に入りづらくなり、室温の上昇を抑えることができます。それに対してカーテンやブラインドでは、光自体はガラスを通り抜けて室内に入ってしまうため、室内の温度上昇を防ぐことができません。「日差しを屋外で遮断する」というシンプルなメリットですが、オーニングやシェードの効果を体感すれば、生活の一部になくてはならない存在となります。
→オーニングの効果についてはこちら
また、窓にガラスフィルムを貼って日差しを抑える方法もありますが、遮光フィルムでは日差しを室内に積極的に取り込みたい冬の寒い時期にも遮光してしまうため、日の光を使った室温が難しくなってしまいます。「使用しないときには収納ができる」という点も、オーニングやシェードの大きなメリットです。
――夏はオーニングを使って暑さを和らげ、冬はオーニングを閉じてたっぷりの太陽光を室内に入れる――
“自然とともに生きる”を実感できる、オーニングは実にサステナブルなエクステリアなんです!
おすすめの利用シーン
・南向きの窓や西日の強い窓の上→「室内が暑くなるのを防ぎたい」
・サンルームやトップライトの上→「室内が温室のように暑くなってしまって困っている」
おすすめの製品
エルパティオ・プラス
一番人気の住宅用オーニング。日の高さにあわせて、オーニングの角度を変えられます。
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日よけシェード
外部用ロールスクリーン。
防炎性能のあるキャンバスを使用しています。
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ソラシスⅡ
サンルームやトップライト用のスライドオーニング。
電動なので操作も簡単。
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②屋外の有効活用
“せっかくウッドデッキやベランダがあるのに、実際使える季節が少ない…”
そんなお悩みはありませんか?
真夏になると外が暑くて、冷房の効いた室内でしか過ごさない、という方は多いのではないでしょうか?
オーニングは屋外スペースを快適にするアイテムでもあります。直射日光を遮ると、体感温度が下がる!というデータもあります。
→体感温度についてはこちら
オーニングは設置した壁から奥行方向に伸び縮みし、オーニングの下に大きな日陰スペースを作ります。アルミや人工木のデッキが熱くなるのを防いでくれるので、真夏でも裸足で歩けるようになります。
部屋の中から外へスムーズに行き来ができるのも利点のひとつです。カーテンやブラインドだとそのつど開け閉めが必要ですが、オーニングであれば日よけの効果を損なわずに出入りのストレスもありません。この点は、上下に伸ばすシェードでは得られないメリットです。
大型の壁付けオーニングや独立のスライドオーニングを使えば、より広い面積をカバーできます。
――自宅にアウトドアリビングを――
お庭やウッドデッキ、ベランダを過ごしやすい環境にするために、オーニングという選択肢はアリです!
おすすめの利用シーン
・ウッドデッキやベランダ、庭など→「春・秋だけじゃなく、長く屋外スペースを楽しみたい」
・人の出入りがある掃き出し窓の上→「日を遮りつつ、出入りしやすい」
・南向きのベランダの窓の上→「洗濯物の突然の雨対策や陰干しに」
おすすめの製品
スーパーマキシム
公共施設にも採用される高性能オーニング。耐久性に優れています。
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ソラカゼ iori
独立型スライドオーニング。
耐候性の高いアルミフレームと組み合わせが可能。
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パルセイル
独立型オーニング。
キャスター付きで簡単に移動が可能です。
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③目隠し効果
日本の住宅地は密集しているので、近隣からの視線が気になるという方は多いと思います。庭やベランダで寛ぎたくても、人通りの多い道に面していたり、隣に高い建物が建っていたりすると、なかなかリラックスして過ごすことができません。シェードやスクリーンを使えば、プライバシー保護としても効果があり、そんな悩みを解消してくれます。「オーニングの勾配角度を変えてみる」「シェードを下ろす」といったことで対策ができます。
また、オーニングの先端にシェードを内蔵している機種では、「オーニングだけを使う」「シェードだけを使う」「両方を使う」という3パターンの使い分けができるので、様々なシーンに対応ができます。
おすすめの利用シーン
・高い建物に面したベランダ・庭→「オーニングで視線を遮る」
・人通りの多い道沿い→「シェードで視線を遮る」
おすすめの製品
エルパティオプラスRS
オーニング+シェードの組み合わせ製品。シェードはスプリングで自動巻き取り。
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アウターシェード
屋外用ロールスクリーン。
キャンバス色で透け感を選べます。
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スーパーマキシム
オプションでシェードとの組み合わせが可能。
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④デザイン性
ここまで主に製品の機能面を見てきましたが、オーニングの良さはデザイン性の高さでもあります。豊富なキャンバスバリエーションから自分にあった一色を選ぶことができます。建物のアクセントとしてストライプ柄や発色の良い生地を選ぶもよし、建物との調和からシックなカラーを選ぶもよし。
建物とのコーディネートを考えるのも楽しい時間です。
→キャンバスの選び方についてはこちら
おすすめの利用シーン
・庭、ウッドデッキ→「人の集まる華やかな場所をつくりたい」
・南面の窓上→「建物にあわせて、ヨーロッパ風の外観にしたい」
おすすめの製品
エルパティオ・プラス
ヨーロッパ発祥のオーニングで、自宅を一層引き立てます。
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ソラカゼ iori
やわらかな波状のキャンバスで、センスの良い空間を作ります。
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アウターシェード
バリエーション豊富な織りの生地は表情があって高見えします。
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3.まとめ
オーニングを選ぶ際に最も大切なのは「オーニングを使ってどこで何をしたいのか」です。
オーニングの用途は様々で、使用する環境や人によって得られるメリットも様々です。
このコラムが、暮らしの中でお客様が抱える悩みを解決するヒントとなり、オーニング選びの一歩となれれば幸いです。
BXテンパルは、オーニング専業メーカーとして30年以上の販売実績がございます。
オーニングに関することであればどんな些細なご質問でも結構ですので、是非お問い合わせください。これまでの実績を踏まえて、ベストなご提案をさせていただきます。
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