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ベランダ日よけで夏の暑さ対策!省エネにも効果的な日よけの選び方

ベランダ日よけで夏の暑さ対策!省エネにも効果的な日よけの選び方

ジリジリと照りつける夏の太陽。ベランダに面したお部屋は、まるでサウナのように暑くなってしまいます。室温の上昇は、エアコンの負担を増大させ、電気代の高騰にも繋がりかねません。しかし、賢くベランダに日よけを設置することで、夏の暑さを和らげるだけでなく、省エネ効果も期待できるのです。

このコラムでは、夏の暑さ対策と節電の両方を叶える、ベランダ日よけの選び方を徹底的に解説いたします。種類ごとの特徴から、設置方法、注意点まで詳しくご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりの日よけを見つけて、快適でエコな夏を過ごしましょう。

\ベランダ日よけの嬉しいポイント/

POINT1
賢く選んで涼しく快適!
POINT2
節電効果で家計に優しい!
 

1.なぜベランダに日よけが必要なのか?ベランダ日よけの暑さ対策と省エネ効果とは

「ベランダに日よけなんて本当に必要なの?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ベランダに日よけを設置することには、想像以上のメリットがあるのです。ここでは、その必要性を具体的な効果を例にあげて解説いたします。

ベランダ日よけの「暑さ対策効果」

夏の強い日差しは、窓ガラスを通して室内に直接侵入し、室温を急激に上昇させます。特に、南向きのベランダは、一日を通して強い日差しが当たりやすく、その影響は無視できません。ベランダに日よけを設置することで、この日射熱を効果的に遮断し、室温の上昇を大幅に抑えることができるのです。

室温の上昇が抑えられると、エアコンの設定温度を不必要に下げる必要がなくなり、体感温度の上昇を緩やかにする効果も期待できます。これにより、暑さによる不快感を軽減し、より快適な室内環境を保つことができるでしょう。

ベランダ日よけの「省エネ効果」

室温の上昇を抑えることは、そのままエアコンの消費電力の削減に繋がります。エアコンは、室温と設定温度の差が大きいほど、より多くのエネルギーを消費します。日よけによって室温の上昇を抑えることができれば、エアコンの稼働時間を短縮したり、設定温度を上げたりすることが可能になり、結果として電気代の節約に繋がるのです。

また、日差しによる室内の温度上昇を防ぐことは、家具や床材の日焼けや劣化を抑制する効果も期待できます。これにより、長期的に見ると、買い替えの頻度を減らし、資源の節約にも貢献することができるでしょう。


オーニングの効果

オーニングの効果

オーニングの効果について詳しく解説しています。

 

2.後悔しないベランダ日よけの選び方|種類と特徴を比較

ベランダの日よけには、様々な種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。ここでは、代表的な日よけの種類を比較しながらご紹介します。


手軽に設置ができる「サンシェード」

サンシェードは、布製のシートで、ハトメと呼ばれる穴に紐を通して手すりなどに固定する、最も手軽に設置できる日よけの一つです。軽量で扱いやすく、比較的安価に入手できるため、初めて日よけを設置する方や、一時的に日差しを遮りたい場合に最適です。

メリット
・設置が簡単:工具を使わず、紐やフックなどで簡単に設置できます。
・価格が手頃:他のタイプに比べて安価に入手しやすいです。
・デザインが豊富:色や柄、サイズなど、様々なバリエーションがあります。
・収納が容易:使わないときはコンパクトに畳んで収納できます。

デメリット
・耐久性:素材によっては、強風や雨に弱い場合があります。
・遮光性:製品によって遮光率に差があります。
・見た目:シンプルなものが多く、おしゃれさに欠けると感じる方もいます。


おしゃれで機能的な「オーニング」

オーニングは、布製のシェードを巻き取り式や固定式で設置するタイプの日よけです。サンシェードよりも耐久性や機能性が高く、デザインもおしゃれなものが多いため、ベランダの雰囲気を向上させる効果も期待できます。

メリット
・広い範囲をカバー:大型のものもあり、広いベランダにも対応できます。
・日差しの調整が可能:巻き取り式であれば、日差しの強さに合わせてシェードの出し入れが可能です。角度調整ができるタイプもあります。
・デザイン性が高い:カラーバリエーションやデザインが豊富で、ベランダをおしゃれに演出できます。
・耐久性が高い:しっかりとした素材で作られているものが多く、長期間使用できます。

デメリット
・価格が高い:サンシェードに比べて高価になります。
・設置に手間がかかる場合がある:壁への穴あけ工事が必要な場合や、専門業者による設置が必要になることもあります。
・強風対策が必要:強風時は巻き取るなどの対策が必要です。


自然な涼しさ「すだれ・よしず」

すだれやよしずは、竹やなどの自然素材で作られた日よけです。自然な風合いで涼しげな印象を与え、通気性も良いため、熱がこもりにくいのが特徴です。和風の家屋や、自然な雰囲気を好む方に人気があります。

メリット
・自然な風合い:ベランダに落ち着いた雰囲気をもたらします。
・通気性が良い:熱がこもりにくく、自然な風を感じられます。
・比較的安価:製品によっては、比較的安価に入手できます。
・目隠し効果:隣家からの視線を遮る効果も期待できます。

デメリット
・耐久性:天然素材のため、雨や紫外線に弱く、耐久性は他の素材に劣る場合があります。
・遮光性:素材や編み方によって遮光性にばらつきがあります。
・設置方法:取り付けには、フックや紐を使用するなど工夫が必要な場合があります。


室内からの対策「遮熱カーテン・ブラインド」

ベランダの外側だけでなく、室内からの日差し対策も有効です。遮熱効果のあるカーテンやブラインドは、窓から侵入する熱を反射し、室温の上昇を抑える効果があります。

メリット
・設置が簡単:既存のカーテンやブラインドを交換するだけで済みます。
・室内の温度管理:季節に合わせて開閉することで、日差しを調整できます。
・デザインが豊富:様々な色や柄、素材があります。

デメリット
・ベランダ自体の温度は下がらない:室内の温度上昇は抑えられますが、ベランダそのものの暑さ対策にはなりません。
・視界が遮られる:日差しを遮るためには、カーテンやブラインドを閉める必要があるため、外の景色が遮られ、部屋の中が暗くなってしまいます。

 

項目 サンシェード オーニング すだれ・よしず 遮熱カーテン・ブラインド
価格 比較的安価 高価 安価 比較的安価~高価
設置のしやすさ 簡単(紐、吸盤、突っ張り棒など) やや手間がかかる(壁面工事が必要な場合あり) 簡単(フック、紐など) 非常に簡単(既存製品と交換)
デザイン性 シンプルなものが多いが、柄や色は豊富 おしゃれなものが多く、デザインの種類も豊富 自然な風合い、和風 色、柄、素材など豊富
遮熱効果 素材によるが比較的低い製品が多い 高い 低い 製品による(遮熱効果の高い素材を選ぶ必要がある)
耐久性  比較的低い 高い 低い(天然素材のため雨や紫外線に弱い) 素材によっては長く使えるものがある

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3.省エネ効果を最大限に!日よけの設置方法と工夫

せっかく日よけを設置するのであれば、その効果を最大限に引き出し、省エネに繋げたいですよね。ここでは、日よけの設置方法と、さらに効果を高めるための工夫をご紹介いたします。

最適なサイズを選んで効果アップ

日よけを選ぶ際には、ベランダの広さだけでなく、日差しが差し込む範囲を考慮して、適切なサイズを選ぶことが重要です。中途半端なサイズでは、十分な日陰を作ることができず、期待した効果が得られない可能性があります。

特に、西日が強く差し込む場合は、時間帯によって日差しの角度が変わるため、やや大きめのサイズを選ぶと安心です。また、必要に応じて複数枚の日よけを組み合わせるのも効果的です。

日差しの向きに合わせた設置角度

オーニングなど、角度を調整できるタイプの日よけの場合は、時間帯によって日差しの角度に合わせてこまめに調整することで、より効果的に日差しを遮ることができます。特に、夏の低い日差しに対しては、角度を深くすることで遮光効果が高まります。

サンシェードやすだれの場合でも、設置する高さや角度を工夫することで、日陰の範囲を調整することができます。例えば、少し斜めに設置することで、より広い範囲に日陰を作ることが可能です。

風通しも重要!熱をこもらせない工夫

日よけを設置する際には、風通しを確保することも重要です。特に、遮光性の高い素材の日よけは、密閉性が高くなりがちで、熱がこもってしまうことがあるので、風通しの良い素材を選ぶなどの工夫が必要です。また、ベランダに扇風機などを設置して、空気の循環を促すのも有効な手段です。

操作性も重要!ベランダへの出入りがしやすい工夫

ベランダの日よけを選ぶ際、操作性も非常に重要なポイントです。特に、洗濯物を干したり、植物の手入れをしたりと、頻繁にベランダへ出入りする場合、開閉がスムーズな日よけを選ぶことで日々のストレスを大幅に軽減できます。手動でサッと開閉できるロールアップ式や、コードを引くだけで上下するタイプ、さらに電動で操作ができるオーニングなどは、出入りのたびに日よけを気にすることなく、ベランダを快適に使えるでしょう。日よけの設置によって利便性が損なわれないよう、ライフスタイルに合わせた操作性も考慮して選びましょう。

 

4.設置前に確認するべきベランダ日よけの注意点

ベランダに日よけを設置する際には、いくつかの注意点があります。安全に、そして長く日よけを使用するためにも、事前にしっかりと確認しておきましょう。

強風や落下防止など設置場所と安全対策

ベランダは、強風の影響を受けやすい場所です。特に高層階の場合は、風速が強くなることもあります。日よけを設置する際には、強風に耐えられるようにしっかりと固定することが重要です。

サンシェードの場合は、ハトメの数が多いものを選ぶか、複数の箇所をロープや結束バンドでしっかり固定するなどの対策を行いましょう。オーニングは、風速が強い日には必ず巻き取っておく必要があります。加えて、オーニングは安全にご使用いただくため、高層階への設置に制限がある点に注意が必要です。設置する高さ(階数)によって、選べる機種や工事方法が変わってきます。また、設置する際には、落下の危険がないように、しっかりと固定されているかを確認しましょう。万が一、落下してしまった場合、人や物に危害を加えてしまう可能性があります。

専門の施工業者と相談し、安全な設置を検討しましょう。

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マンション等の規約確認

マンションやアパートなどの集合住宅では、ベランダの使用に関する規約が定められている場合があります。日よけの設置が禁止されていたり、設置できる種類やサイズ、色などが制限されていたりするケースもありますので、必ず事前に管理会社や大家さんに確認するようにしましょう。
無許可で設置してしまうと、撤去を求められるなどのトラブルに繋がる可能性があります。

定期的なメンテナンス

日よけを長く使用するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。汚れが付着したまま放置すると、素材の劣化を早める原因になります。定期的に水洗いをするか、中性洗剤を含ませた布で拭き取るなどして、清潔な状態を保ちましょう。
 

5.まとめ

このコラムでは、ベランダの日よけが夏の暑さ対策と省エネに効果的である理由から、様々な種類の日よけの特徴、選び方、設置方法、注意点まで詳しく解説してきました。

賢く日よけを選ぶことで、夏の強い日差しを遮り、室温の上昇を抑え、エアコンの使用頻度を減らすことができます。これは、電気代の節約に繋がり、地球温暖化対策にも貢献する、まさに一石二鳥の効果と言えるでしょう。

今回ご紹介した情報を参考に、ぜひあなたにぴったりのベランダ日よけを見つけて、涼しく快適で、そしてエコな夏を始めてみませんか?きっと、これまで以上にベランダでの時間や、室内での過ごし方が快適になるはずです。

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