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開閉式テントで快適な屋外空間を創出!選び方や導入事例を徹底解説

開閉式テントで快適な屋外空間を創出!選び方や導入事例を徹底解説

「せっかくのテラス席も、雨や強い日差しで使えない…」「もっと開放的な空間が欲しいけれど、紫外線や直射日光が心配…」屋外スペースの活用において、誰もが一度はこのような悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。カフェやレストランの経営者の方にとっては、お客様に快適な空間を提供することは、集客と売上に直結する重要な課題です。また、ご家庭においても、庭やテラスをより有効に活用したいというニーズは高まっています。

そんな悩みを解決し、屋外空間の可能性を最大限に引き出すのが「開閉式テント」です。このコラムでは、開閉式テントとは何か、その魅力的な特徴から、種類、選び方のポイント、導入の流れと注意点、実際の導入事例、そして気になる疑問点まで、徹底的に解説いたします。開閉式テントの導入を検討されている方はもちろん、屋外空間の有効活用に関心のあるすべての方にとって、きっと役立つ情報が見つかるはずです。

\開閉式テントのおすすめポイント/

POINT1
広い空間を有効活用
POINT2
用途に合わせた柔軟性
 

1.開閉式テントとは?

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開閉式テントとは、天候や用途に合わせて屋根部分を自在に開閉できるテントのことです。固定式のテントとは異なり、必要な時だけ屋根を出す、あるいは格納するといった柔軟な使い方が可能なため、屋外空間の可能性を大きく広げます。幼稚園や保育園の園庭、学校のグラウンド、店舗のテラスや工場の荷さばき場など、開閉式テントは様々な場所で利用されています。

 

2.開閉式テントの特徴

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開閉式テントは、その機能性から多くの魅力的な特徴を備えています。

天候に左右されない快適空間

開閉式テントの最も大きな魅力は、雨天時や強い日差しの中でも、快適な屋外空間を確保できる点です。これにより、カフェやレストランのテラス席では、広く開放的な空間でお客様にくつろいでいただくことができ、売上機会の損失を防ぎます。また、幼稚園や保育園の園庭では、子どもたちが一年を通して屋外で安全に遊べるスペースを提供できます。

用途に合わせた柔軟な空間演出

屋根の開閉操作によって、開放的な空間と日陰のある空間を切り替えることができるのも、開閉式テントの大きな特徴です。晴れた日には青空の下で開放感を満喫し、日差しが強くなれば日陰を作り、雨が降れば雨宿りスペースとして活用するなど、状況に応じた柔軟な使い方が可能です。

オーダーメイドで多様なニーズに対応

設置場所の広さや用途に合わせて、サイズや形状を自由に設計ができるのも開閉式テントの魅力の一つです。園庭やグラウンドのような広いスペースはもちろん、店舗や住宅のテラス、休憩スペースなど、お客様のニーズに合わせて最適な開閉式テントをオーダーメイドで設置することが可能です。

 

3.開閉式テントの種類

開閉式テントには、ワイヤー式とレール式の2つのタイプがあります。どちらのタイプも、手動式と電動式の両方がラインナップされており、用途や利便性に合わせて選択可能です。

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ワイヤー式開閉テント

ワイヤー式開閉テントは、テンションを掛けたワイヤーにテント生地を吊り下げ、ロープやモーターなどの動力を用いて生地をスライドさせて開閉するタイプのテントです。ワイヤー式開閉テントは、大きな面積を効率的にカバーすることができるため、工場の荷さばきスペースや幼稚園・学校の広いグラウンドなど、大規模な空間の日よけや雨よけとして広く活用されています。

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レール式開閉テント

レール式開閉テントは、カーテンレールや開閉テント専用のレールにテント生地を吊り下げ、レールに沿って生地をスライドさせて開閉するタイプのテントです。ワイヤー式に比べて開閉動作がよりスムーズで、開いた際にはワイヤーが視界に入らないため、より開放的な空間を作り出すことができます。店舗のテラス席や住宅の庭、砂場やプールの覆いなど、比較的小規模なスペースにおすすめです。

 

4.開閉式テントの選び方

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最適な開閉式テントを選ぶためには、設置場所、用途、そして予算の3つの要素を慎重に考慮する必要があります。

設置場所に合わせて選ぶ

開閉式テントを選ぶにあたっては、まず設置場所の広さ、形状、そして周辺環境を正確に把握することが重要です。傾斜地や特殊な形状の場所への設置を検討している場合は、専門業者に相談し、オーダーメイドでの製作も視野に入れると良いでしょう。また、設置場所の地面や壁面の材質、強度などを確認し、安全にテントを設置できるかどうかの見極めも大切です。その他、高層階など風の強い場所では設置が難しいケースもありますので、専門業者に設置の可否について事前に相談されることをおすすめします。

用途に合わせて選ぶ

次に、開閉式テントをどのような目的で使用したいのかを具体的に考えることが重要です。店舗のテラス席であれば、操作性やデザイン性、お客様への快適性が重視されます。幼稚園やグラウンドなど広い場所であれば、広い面積をカバーできることや、安全性への配慮が求められるでしょう。作業場であれば機能性、住宅の庭であれば、景観との調和やプライバシー確保のためのオプションなども考慮する必要があります。また、主な用途が日よけなのか、雨よけなのかによっても、適した製品仕様が変わってきます。このように、開閉式テントは用途によって最適な種類や機能が大きく異なるため、導入前に具体的な使用目的をしっかりと検討することが大切です。

予算に合わせて選ぶ

開閉式テントの種類、サイズ、機能、使用する生地の素材、開閉方式(手動式か電動式か)などによって、価格は大きく変動します。事前に予算の上限を設定し、その範囲内で最大限の機能と品質を持つ製品を選ぶことが重要です。安価な製品は、耐久性や安全性に劣る可能性もあるため、慎重に検討しましょう。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
 

5.開閉式テント導入の流れと注意点

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開閉式テントの導入は、計画段階から設置、そして導入後のメンテナンスまで、いくつかのステップを経て行われます。

導入のステップ

①相談・見積もり

まずは、信頼できる専門業者に相談し、設置場所の状況や具体的な要望を伝え、概算の見積もりを依頼します。

打ち合わせをスムーズに進めるために、設置場所の図面をご用意ください。既に建物がある場合は建築図面、新たに開閉式テントのみを設置する場合は土地の図面などがあると良いでしょう。設置場所に配管や基礎があったり、建物と干渉する場合、設置ができないことがあります。

②現地調査・プランニング

業者が実際に設置場所を訪問し、詳細な調査を行います。その結果に基づいて、最適なテントの種類、サイズ、設置方法などを提案するプランが作成されます。

③契約

提示されたプランと見積もり内容に納得したら、契約を締結します。契約書の内容は隅々まで確認し、不明な点は必ず質問しましょう。

④設計・製作

契約内容に基づき、テントの設計と製作が行われます。オーダーメイドの場合は、詳細な打ち合わせを重ね、イメージ通りの製品に仕上げていきます。

➄設置工事

専門の施工業者によって、安全かつ確実な設置工事が行われます。工事期間や作業時間など、事前に業者と調整しておきましょう。

⑥完了・引き渡し

設置工事が完了したら、業者と共に仕上がりを確認し、テントの使用方法やメンテナンスに関する説明を受け、引き渡しとなります。

設置場所の確認と法規制

開閉式テントの設置にあたっては、安全性はもちろんのこと、関連する法規制を遵守する必要があります。設置場所の地盤の強度や、建物の構造によっては補強工事が必要になる場合もあります。また、テントの規模や用途によっては、建築確認申請が必要となるケースもあるため、事前に専門業者や自治体の建築指導課などに確認することをおすすめします

信頼できる業者選び

開閉式テントの設置は、専門的な知識と技術を必要とする工事です。実績が豊富で、アフターサービスが充実している信頼できる業者を選びましょう。複数の業者から見積もりを取り、価格だけでなく、提案内容や担当者の対応などを総合的に比較検討することが大切です。インターネットの口コミや評判、過去の施工事例なども参考になるでしょう。

BXテンパルが選ばれる理由

BXテンパルが選ばれる理由

BXテンパルはお客様のご要望や課題解決に貢献する製品をご提案いたします。

設置時の注意点

設置工事中は、安全第一で作業が行われるように、業者に協力しましょう。工事の進捗状況を確認し、疑問点や要望があれば遠慮せずに伝えることが大切です。設置後には、テントの開閉動作がスムーズに行えるか、しっかりと固定されているかなどを業者と一緒に確認しましょう。

導入後のメンテナンス

開閉式テントを長く快適に使用するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。特に、設置初期は一定期間が経過するとワイヤーの伸びが発生するため、定期的な締め直しが必要となります。また、テント生地の汚れを定期的に清掃し、ボルトやナットに緩みがないかなども定期的に点検しましょう。もし異常を発見した場合は、早めに専門業者にご相談いただき、修理やメンテナンスを依頼することをおすすめします。定期的なお手入れが、テントの寿命を延ばし、快適な状態を保つ秘訣です。

 

6.開閉式テントに関するよくある質問
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Q

不燃生地は使用できますか?

A

不燃生地は基布がガラス繊維のため硬く、折り曲げや風を受ける仕様の開閉式テントには適していません。そのため、開閉式テントに使用する生地は、基本的に防炎生地となります。

Q

耐用年数はどのぐらいですか?

A

開閉式テントの耐用年数は、使用されている生地やフレームの材質、設置場所の環境、使用頻度などによって大きく変動します。特にテント生地は、定期的な張り替えを推奨しています。また、操作ロープやワイヤーなどの部品は、故障や破損が生じた際に交換することで、長くご使用いただくことが可能です。適切なメンテナンスを行うことが、テントの寿命を延ばす重要な要素となります。

Q

建築確認申請は必要ですか?

A

開閉式テントの種類や規模、用途によっては、建築確認申請が必要となる場合があります。特に、屋根面積が一定以上になる場合や、建物の構造物に固定する場合、雨よけや荷物保管スペースとして恒常的に使用する場合などが該当する可能性があります。一方、一時的な設置とみなされる場合や、小規模なものであれば、軽微な工作物と判断され、不要なケースもありますので、事前に専門業者や自治体の建築指導課に確認することをおすすめします。

オーニングは建築確認申請が必要なのか?

オーニングは建築確認申請が必要なのか?

建築基準法において建築確認申請が必要な建築物について解説しています。

 

7.まとめ

開閉式テントは、雨天や強い日差しを気にすることなく、屋外空間を最大限に活用するための非常に有効な手段です。その種類や機能は多岐にわたり、設置場所や用途に合わせて最適な製品を選ぶことができます。導入にあたっては、信頼できる専門業者を選び、しっかりと計画を立てることが重要です。

このコラムが、皆様の快適な屋外空間づくりのお役に立てれば幸いです。開閉式テントの導入を検討されている方は、ぜひBXテンパルにご相談ください。理想の屋外空間を実現するためのお手伝いをさせていただきます。

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