方角で変わる?ソルエレ搭載オーニング ソーラーパネルの設置場所
日差しが心地よい季節、テラスやデッキで過ごす時間をより豊かにしてくれるのがオーニングです。
なかでも、BXテンパルが提案する「ソルエレ(SolEle)」を搭載した「エルパティオ・プラスソーラー」は、太陽光で発電した電力で駆動するため、大掛かりな電気配線工事が不要という大きなメリットがあります。
しかし、太陽光を動力源とする以上、もっとも重要になるのが「ソーラーパネルの設置場所(日当たり)」の選定です。
「なんとなく明るい場所なら大丈夫だろう」と考えて設置してしまうと、十分な充電ができず、いざという時に動かない……といった事態になりかねません。
今回は、ソルエレの性能を最大限に発揮させるための「設置場所の選び方」について、日照条件や影の影響、そして具体的な注意点をメーカーの視点から詳しく解説します。
\ソルエレ設置場所のポイント/
- POINT1
- ソーラーパネルは「陰」を避けた南向き設置が最も効果的
- POINT2
- 樹木や建物の影がないか、時間帯を変えて確認しましょう!
目次
5.まとめ
1.ソルエレの性能を最大限に引き出す「設置場所」の鉄則

ソルエレは、オーニング本体とは別に設置される「ソーラーステーション(ソーラーパネルとバッテリーが一体になったユニット)」によって電力を蓄えます。
快適な電動操作を維持するためには、このソーラーパネル部分をどこに設置するかがカギとなります。
「南向き」が効率的!推奨される日照時間の目安
ソーラーパネルの設置場所として、もっとも推奨されるのは「南向き」の壁面やオーニングのケースの上です。
ソーラーパネルは、太陽に対して正面を向いている時にもっとも発電効率が高まります。そのため、一日を通して安定した日射が得られる南面が理想的です。
BXテンパルでは、安定した動作のために以下の環境を推奨しています。
- 推奨方角: 南向き(または南東、南西など日当たりが良い面)
- 推奨日照時間: 晴天時に1日4時間以上
- 重要な時間帯: 10:00~14:00頃
特に、太陽高度が高く日射量の多い午前10時から午後2時の間に、ソーラーパネル全面に直射日光が当たると効率よく充電できます。この時間帯に十分な日照が得られるとバッテリーの状態を良好に保ちやすくなります。
オーニング本体とソーラーパネルの位置関係
「設置したい場所の上部には庇(ひさし)があって日が当たらない」というケースもあるかもしれません。
ご安心ください。ソルエレのソーラーパネル(ソーラーステーション)は、オーニング本体(モーター)ケーブルで接続されていますが、必ずしもオーニングの上に設置しなければならないわけではありません。
配線の届く範囲内であれば、オーニング本体よりも日が当たりやすい位置へソーラーパネルをずらして設置することが可能で、必要に応じて、延長ケーブル(オプション)を使用して最長3mまで延長することも可能です。
建物の形状や方角に合わせて、もっとも効率よく太陽光をキャッチできる場所を施工店様と相談して決定してください。
2.【要注意】避けるべき設置場所は?

どれほど日当たりの良い南面であっても、局所的な環境要因によって発電効率が著しく低下する場合があります。設置を避けるべき、あるいは対策が必要な環境について解説します。
建物や樹木の「影」が落ちる場所
ソーラー充電にとってもっとも大敵なのが「陰」です。
ここで注意していただきたいのは、「パネル全体が陰に入らなければ大丈夫」というわけではない、という点です。
ソーラーパネルの特性上、パネルのごく一部でも影が掛かってしまうと、全体の発電能力が落ちてしまうことがあります。
- 電柱や電線の細い影
- 庭にある植栽や樹木の影
- 隣接する建物の屋根の影
- オーニングそのものの影(設置位置によっては、出したキャンバスの影がパネルに掛かる場合)
これらが、特に発電のゴールデンタイム(10:00~14:00)にパネルに掛からないか、事前によく確認する必要があります。
高温になりすぎる場所(給湯器や室外機付近)
意外と見落とされがちなのが「温度」です。
ソルエレのソーラーステーションに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、極端な高温を嫌います。
安全のため、バッテリーには温度保護機能が備わっています。
バッテリー内部の温度が65℃を超えると、安全保護回路が働き、充電および放電(オーニングの動作)を自動的に停止させる仕様になっています(温度が50℃以下に下がると復帰します)。
直射日光は必要ですが、以下のような場所への設置は避けてください。
- エアコンの室外機の熱風が直接当たる場所
- 給湯器の排気口の近く
- 熱がこもりやすい閉鎖的な場所
夏場などに頻繁に動かなくなるといったトラブルを防ぐためにも、熱源からは離して設置しましょう。
3.設置前に必ずチェック!日当たり確認の具体的な手順

後悔しない設置場所選びのために、導入前に日当たりの状況を確認しておくことをおすすめします。
季節と時間帯による太陽軌道の変化を考慮する
太陽の通る道(軌道)は、季節によって大きく変わります。
夏は太陽が高い位置にありますが、冬は低い位置を通ります。
- 夏は日が当たっていたのに、冬になると隣家の影に入ってしまい充電されない
といったケースが起こり得ます。
可能であれば、もっとも日が低くなる冬至の時期でも、パネルに直射日光が当たる場所を選定するのがベストです。難しい場合は、年間を通じて平均的に日照が確保できる場所を探しましょう。
もし日当たりが悪い場合はどうする?(USB充電の活用)
「我が家は北向き玄関だから設置できないの?」
「どうしても冬場だけは日陰になってしまう……」
そのような場合でも、ソルエレを諦める必要はありません。ソルエレには、万が一の日照不足を補うためのUSB充電機能が備わっています。
ソーラーステーションにはUSB-Cポート(入力)が搭載されており、市販のモバイルバッテリーやUSB充電器を使って、一時的に充電することが可能です。
※雨天時などは漏電防止のため、充電作業は行わないでください。
なお、USB充電はあくまで日照不足時の“補助的な手段”としてご利用いただくことをおすすめします。常時接続での運用はバッテリーに負荷がかかり、劣化を早める原因となるため、必要なときだけのご使用が安心です。
基本的には太陽光での運用がメインですが、立地条件や悪天候が続いた場合のバックアップ手段として、この機能があることは大きな安心材料と言えるでしょう。
4.ソルエレ導入後の安心機能とメンテナンス

最後に、設置後に「充電できているかな?」と不安になった際の確認方法について触れておきます。
充電不足の確認方法
ソルエレは、バッテリー残量(電圧)が低下してくると、ユーザーにお知らせする機能を持っています。
リモコン操作をした際などに、もしソーラーパネル横のLEDランプが「赤色で10秒間点滅」した場合は、電圧不足(10.2V未満)のサインです。
このサインが出た場合は、動作が不安定になる前に、前述のUSB充電を行ってください。
なおソーラーステーションの充電量はリモコンの液晶表示で確認できます。
【ソーラーステーションのLED点滅の様子がわかる写真】
【リモコンの画像】
定期的なソーラーパネルの清掃
設置場所が良くても、ソーラーパネルの表面が汚れていると発電効率は落ちてしまいます。
- 鳥のフン
- 落ち葉
- 砂ぼこりや泥
これらがソーラーパネルに付着していると「影」と同じ状態になり、充電を阻害します。
「エルパティオ・プラスソーラー」のキャンバスをお手入れする際に、あわせてソーラーパネルの表面も柔らかい布などで拭いてあげることで、長く快適にご利用いただけます。
ただしソーラーパネルの設置場所が高所の場合、清掃作業は注意して行ってください。
5.まとめ
電気工事不要で、環境にも優しい「ソルエレ」搭載オーニング。その利便性を最大限に活かすためには、導入前の「設置場所選び」が非常に重要です。
- 南向き(10:00~14:00の日照)が確保できるか?
- 建物や木の影が落ちないか?
- 熱源(室外機など)の近くではないか?
この3点をしっかりと確認することで、毎日の快適なオーニングライフが約束されます。
BXテンパルの製品取扱店では、現場の状況に合わせた最適な設置場所のご提案も行っております。「うちのベランダには付けられるかな?」と迷われた際は、ぜひお近くの販売店や施工店にご相談ください。
太陽光を上手に活用して、心地よい空間づくりを実現しましょう。
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