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パーゴラに屋根をつけられる?|パーゴラの有効活用で快適な空間を!

パーゴラに屋根をつけられる?|パーゴラの有効活用で快適な空間を!

パーゴラには空間をオシャレに彩る効果があります。そんなパーゴラを有効活用するだけで日よけだけでなく雨よけ効果も発揮します。ここでは、パーゴラに屋根をつけられるのか、活用法やメリットと共に詳しくご紹介していきます。

\パーゴラの活用のためのポイント/

POINT1
パーゴラの有効活用で日よけ・雨よけ効果を発揮します!
POINT2
コンセプトに合わせた生地を選定し、おしゃれな空間を創出しましょう。

1.パーゴラとは

パーゴラとは、住宅の軒先や庭に設け、つる性の植物を絡ませる木材やアルミなどで組んだ屋根のない棚のことです。もともとはイタリア語でぶどう棚をさした言葉で、植物を絡ませて日よけを作るのが一般的でした。
現在では、庭やテラスに設置して、日よけや美観を向上させる目的で使用されています。
最近ではカフェのテラス席や公園の休憩スペース、学校のプールサイド等でも多く見受けられるようになってきました。
パーゴラのイメージ

2.パーゴラ屋根の種類

パーゴラに屋根をつけると、日よけだけでなく雨よけの役割も果たし利便性が高まります。
街中で多く見受けられるパーゴラ屋根には、いくつかの種類があります。ここでは主なパーゴラ屋根の種類を3つご紹介します。
 

①植物タイプ

パーゴラ本来の目的である、つる性の植物を絡ませて日陰を作ります。木製のパーゴラに設置することで意匠性が上がりおしゃれな空間を創出します。植物屋根は公園などで多く採用されています。しかし、植物の間から雨を通してしまうため、雨よけの役割は果たしません。
パーゴラ(植物タイプ)

②シェードタイプ

シェードの生地は編み目が大きめに作られたメッシュ生地で作られており、生地の隙間から
程よい日差しが差し込むのが特徴です。取りはずしも簡単に可能なため、シェードがあるだけでオシャレな庭を簡単に再現できます。シェードも植物と同様、雨を通すため雨天時の使用は注意しましょう。
パーゴラ(シェードタイプ)

③ポリカタイプ

ポリカーボネートが原料のプラスチック素材の板です。透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性などにおいて高い物性を示します。頑丈なため雨よけ効果が高く、ベランダへの設置で洗濯物を雨から守ることが出来ます。
パーゴラ(ポリカタイプ)
 

3.そもそもパーゴラに屋根はつけていいの?

パーゴラに屋根をつけると利便性は高まりますが、実は注意点もあります。どんな場所や立地条件でも屋根を付けられるわけではないので、パーゴラに屋根を検討する際は注意しましょう。
パーゴラに屋根はつけていいの?

①パーゴラは建築物に該当するのか

建築基準法第2条第1号で建築物は下記のように定義されています。

土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)、これに 附属する門若しくは塀、観覧のための工作物又は地下若しくは高架の工作物内に設ける事務所、店舗、興行場、倉庫その他これらに類する施設(鉄道及び軌道の 線路敷地内の運転保安に関する施設並びに跨線橋、プラットホームの上家、貯蔵槽その他これらに類する施設を除く。)をいい、建築設備を含むものとする。

(引用元:e-Govポータル https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325AC0000000201

つまり、土地に固定されたり、簡単に移動させることができない工作物であることを前提とし、
・屋根+柱や壁で構成されているもの
・附属する門や塀
・観覧のためのもの
・地下若しくは高架の工作物内に設ける事務所、店舗、興行場、倉庫その他これらに類する施設
の4点のいずれかに該当する場合、建築物となります。
パーゴラ自体は棚のことで屋根がないため、建築基準法上の建築物に該当しません。そのため建築物を建てる時に必要な確認申請は原則として不要となります。しかし、屋根を取り付けた場合、建築物に該当することになるので注意が必要です。
 

4.パーゴラにオーニングを取り付けよう

「パーゴラに屋根をつけて雨よけにしたいけど確認申請をしないといけない・・・」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。BXテンパルではパーゴラにオーニングを取り付けることを推奨します。ここではパーゴラにオーニングを取り付けるメリットを、弊社製品「ソラカゼ」を基に4つご紹介していきます。

ソラカゼ 2.0

ソラカゼ

柔らかくウェーブしたキャンバスがレールに沿ってスライド開閉。


 




①オーニングとは

オーニングはポリエステルのテント生地を使用しており、用途に合わせて自由に開閉出来ることが特徴です。屋根の代わりとして、日よけや少量の雨よけとして使用できます。
オーニングとは

②取り外しが可能

ソラカゼはレールと生地をカラビナで繋いでいるため、取り外しが簡単です。 夏の日差しの強い時期のみ使用し、他の季節は取り外して閉まっておくことで製品を長くご使用いただけます。常時開閉でき、かつ一時利用ができるため建築基準法上の屋根に該当しない場合があり、確認申請の必要がないと判断されるメリットがあります。
※確認申請の有無は最終的には管轄行政の判断となりますので、事前にご確認ください。
取り外し可能

③日よけ・少量の雨よけとして

オーニング生地は紫外線に強いため、高い日よけ効果を発揮します。吸湿性が低く防水性能が高いので、勾配をつけることで雨の日の使用にも適しています。また、テント倉庫や簡易テント膜構造物にも使用している生地を採用しているため、耐久力にも優れています。
 

④パーゴラに合わせた生地でオシャレ空間に

パーゴラにオーニング屋根を採用するメリットの一つとして生地カラーの豊富さが挙げられます。白やベージュなどのシンプルなカラーは木製のパーゴラとの相性がよく、オシャレな空間を演出します。赤や黄色などのカラーは視認性を上げ、お店のファサード効果を発揮します。それぞれのコンセント・空間に合わせた生地カラーを選定しましょう。
パーゴラに合わせてオシャレに

5.まとめ

これまでパーゴラの活用法や建築物の定義について弊社製品ソラカゼと合わせてご紹介しました。 BXテンパルでは機能面・意匠面に拘ったパーゴラの活用法をご提案致します。是非お気軽にご相談ください。

 
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