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学校・公園のグラウンドに日陰をつくるには?日よけの種類と設置方法

学校・公園のグラウンドに日陰をつくるには?日よけの種類と設置方法

「炎天下のグラウンドで、子どもたちや選手が安全に活動できる環境を整えたい」「観戦や見守りに来られる保護者・地域の方にも、できるだけ快適に過ごしてほしい」――学校や公園、スポーツ施設のご担当者様は、こうした思いを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

近年は猛暑日が増加傾向にあり、気象庁や環境省の発表でも、全国的に真夏日・猛暑日の年間日数が長期的に増える傾向にあることが示されています。屋外スポーツの現場では、暑さ指数(WBGT)に応じた運動の見合わせや、こまめな給水・休憩の確保が以前にも増して重視されるようになりました。

こうしたなかで注目したいのが、グラウンドに「日陰」をあらかじめ用意しておくという考え方です。日よけは単に日射を遮るだけでなく、休憩・見守り・観戦といった時間を過ごしやすくし、施設そのものの利用価値を高める役割も担っています。本記事では、グラウンドに日よけが必要な理由から、種類ごとの特徴と選び方、設置場所に合わせた考え方、導入前に確認しておきたいポイント、そして施工事例までを順を追ってご紹介します。

\グラウンドの日よけのポイント/

POINT1
用途と設置場所に合った種類選び
POINT2
法令確認など導入前の注意

1.グラウンドに日よけが必要な理由

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学校や公園のグラウンドでは、選手や子どもたちだけでなく、保護者や教職員、地域の方も長い時間を過ごします。だからこそ、日陰のある空間づくりが大切になってきます。
スポーツ施設の日よけはなぜ大切?熱中症対策と日かげの効果

◆炎天下でも安心して利用できる環境を整えるため

公益財団法人日本スポーツ協会の「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」では、WBGTが28を超えると熱中症の発生リスクが高まり、31以上では運動を原則中止することが望ましいとされています。屋外での活動が多いグラウンドでは、子どもたちや選手、運営スタッフだけでなく、応援に訪れる保護者の方も長時間炎天下にさらされやすく、日陰を確保しておくことが安全な運営の土台になります。

また、人工芝グラウンドは天然芝に比べて表面温度が高くなりやすいといわれており、地面からの照り返し(輻射熱)の影響でWBGTの実測値が押し上げられやすい傾向があります。上からの日射を遮る日よけは、こうした地表面からの熱の影響を受けやすいグラウンドにおいて、特に意識したい対策のひとつです。

暑さ指数(WBGT)とは?意味・危険度・早見表をわかりやすく解説

◆紫外線から利用者を守るため

グラウンドでは長時間屋外に滞在するため、熱中症対策と合わせて紫外線対策も欠かせない視点です。特に成長期の子どもたちや、長時間屋外で指導・観戦を行うスタッフ・保護者の方にとって、紫外線への配慮は健康管理の一環として重要になります。

日よけを設けることで直射日光を遮り、日焼けや紫外線による肌・眼への負担を和らげやすくなります。素材によって紫外線の遮蔽性能は異なるため、設置場所の使用時間帯や利用者層に応じて、適した仕様の製品を選ぶことが望ましいといえます。

◆休憩・待機・見守りスペースの快適性を高めるため

競技中の選手はもちろん、ベンチで待機する選手や交代要員、観戦する保護者、運営スタッフなど、グラウンド周辺にはさまざまな立場の方が長時間滞在します。休憩や待機、見守りのための場所に日陰があるかどうかは、こうした方々の快適性に直結します。

特に小さな子どもたちや高齢の方が過ごすスペースでは、日陰の有無が体調管理のしやすさにも影響します。競技エリアだけでなく、その周辺の滞在空間まで含めて日よけを検討することが、施設全体の快適性向上につながります。

◆学校や公園の利用価値を高めるため

日陰があることで、休憩や見守り、応援・観戦といった時間も過ごしやすくなります。夏場でも安心して利用できる環境が整うことは、部活動や地域イベント、遊び場としての利用頻度にも良い影響を与えると考えられます。

快適性が高まることは、施設そのものの利用価値やイベント時の満足度向上にもつながり、結果として施設の魅力向上や利用者からの評価にも結びつきやすくなります。

学校施設における熱中症対策の考え方や事例についてはこちら

2.グラウンドに設置できる日よけの種類

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グラウンドに設置できる日よけには複数の種類があり、それぞれ特徴や適した用途、設置のしやすさが異なります。ここでは代表的な5つの種類をご紹介します。

①大型サンシェード

広い面積を一気に覆える点が特徴で、運動スペース全体や観覧エリアなど、まとまった日陰が必要な場所に向いています。柱と膜(メッシュシートなど)を組み合わせた構造が一般的で、遮熱性・耐風性に配慮した仕様の製品もあります。校庭や公園の広場など、大人数が同時に利用するスペースに適した選択肢です。
大型サンシェード製品情報

②オーニング

建物の外壁などに取り付ける可動式の日よけで、必要な時だけ開閉できる点が特徴です。使わないときは収納できるため、景観への影響を抑えたい場所や、季節・天候に応じて日陰の有無を調整したいベンチ・休憩スペースなど、比較的コンパクトなエリアに適しています。
オーニング製品情報

③パーゴラテント

屋根のような構造を持つ日よけで、デザイン性を重視したい場所や、休憩・集合スペースなどに使われることが多い種類です。開放感を保ちながら日陰をつくれる点が特徴で、観覧席や集合場所など、人が集まる空間の景観と機能性を両立させたい場面に向いています。
パーゴラテント製品情報

④固定式テント

常設タイプで、耐久性や安定性を重視したい場所に向いています。ベンチ、ダッグアウト、観覧席など、決まった場所に恒常的な日陰をつくりたい場合に選ばれる種類で、頻繁な開閉や移動が不要な分、構造がシンプルで維持管理しやすい点も特徴です。

⑤簡易テント・タープ

必要な時だけ設営できる仮設タイプです。大会やイベントなど、一時的な日陰が必要な場面で活用しやすく、設営・撤去の手軽さが特徴です。仮設タイプは設営の柔軟さがあり、多くの施設で活用されています。利用頻度に応じて常設タイプと併用する施設もあります。

3.グラウンドの利用シーンに合わせて日よけを設置することが重要

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グラウンドは場所によって滞在時間や利用目的が異なるため、シーンに合わせた日よけ選びが大切です。ここでは代表的な4つの利用シーンごとに、適した日よけの考え方をご紹介します。
公園や園庭、学校など、場所ごとのおすすめの日よけについては

◆広い運動スペース

選手が長時間活動する運動スペースには、まとまった日陰をつくれる大型サンシェードが適しています。競技エリア全体、あるいはその一部に日陰を確保することで、休憩やクーリングブレイク(試合中に身体を冷やしたり水分補給を行ったりする時間)を行いやすい環境を整えられます。

◆ベンチ・休憩スペース

選手やスタッフが休憩する場所には、コンパクトに設置できるオーニングや固定式テントが向いています。頻繁に人の出入りがある場所では、開閉のしやすさやメンテナンス性も考慮して選ぶとよいでしょう。

◆観覧・見守りスペース

保護者や地域住民が観戦・見守りを行うスペースには、快適に過ごせるようパーゴラテントや大型サンシェードが選ばれる傾向があります。長時間座って観戦することが多いスペースだからこそ、日陰の広さと快適性の両立が重要になります。

◆集合場所・イベントスペース

大会や地域イベントなど、一時的に人が集まる場所には、必要な時だけ設営できる簡易テント・タープが活用しやすい選択肢です。イベントの規模や頻度によっては、常設タイプと仮設タイプを組み合わせて運用する施設もあります。

4.グラウンドに日よけを設置する際のポイント

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日よけを選ぶ際は、以下の観点を確認しておくと導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。

①利用人数や用途に合わせて日陰の広さを計画する

利用人数や滞在時間を踏まえて、必要な日陰の面積を事前に計画しておくことが大切です。想定される利用シーン(練習・大会・イベントなど)によって必要な広さは変わるため、複数の用途を想定したうえで規模を検討することをおすすめします。

②風や天候を考慮して製品を選ぶ

屋外に設置する日よけは、風や雨など天候の影響を受けやすいため、耐風性や耐久性を確認したうえで製品を選ぶことが重要です。設置場所の地域特性(強風地域か、台風の通過頻度が高い地域かなど)によっても、適した仕様は変わってきます。

③安全性や維持管理のしやすさを確認する

長期間使用する設備だからこそ、安全性やメンテナンスのしやすさも選定時の大切な視点になります。定期点検のしやすさや、部材の交換のしやすさなど、導入後の運用面も含めて確認しておくと安心です。

④常設・可動式・仮設の違いを比較する

日よけには、恒常的に設置する常設タイプ、必要に応じて開閉できる可動式タイプ、イベント時などに設営する仮設タイプがあります。利用頻度や予算、景観への配慮などを踏まえて、どのタイプが自施設に合っているかを比較検討することが大切です。

⑤建築基準法などの法令を確認する

設置する日よけの規模や構造によっては、建築基準法など各種法令の確認が必要になる場合があります。取り扱いは自治体や案件ごとに異なるため、計画段階で所轄の窓口や専門業者に確認しながら進めることをおすすめします。特に大型の常設サンシェードなど規模の大きい設備を検討する場合は、早い段階での相談が計画をスムーズに進めるポイントになります。
大型サンシェードに建築確認申請は必要?事前協議のポイント

5.グラウンドの日よけ施工事例

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現場:堀越高等学校(東京都中野区)
高校のグラウンドに、当社製品「ニュース―パーマキシム・スタンダードタイプ 」を採用いただきました。
屋外運動活動の観戦や休憩、学校行事や生徒たちの憩いの場として幅広く活用されています。

6.まとめ

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グラウンドの日よけは、利用シーンによって適した種類が異なります。広い運動スペースには大型サンシェード、ベンチや観覧スペースにはオーニングや固定式テント、一時的なイベントスペースには簡易テント・タープなど、場所ごとの目的に合わせて選ぶことが、快適で安全な環境づくりの第一歩です。

また、導入にあたっては日陰の広さの計画、耐風性・耐久性、維持管理のしやすさ、建築基準法などの法令確認といった観点を事前に整理しておくことで、施工後のミスマッチを防ぎやすくなります。

BXテンパルでは、現地調査から設計・施工・アフターサポートまで一貫してご対応しています。グラウンドの日よけについてご検討の際は、設置場所や用途に合わせた選び方を一緒に整理いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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