日よけや雨よけ、省エネ効果、プライバシー保護や看板効果など多くのメリットを持つオーニングですが、その設置費用は決して安いとは言えません。そこで、オーニング設置で後悔しないためのポイントをオーニング専業メーカーの視点で紹介します。
\オーニング選びで後悔しないためのポイント /
オーニングとは、英語で「日よけ」「雨よけ」を意味する言葉で、日本では一般的に巻き取り開閉ができる可動式のテントのことを指します。
オーニングには建物の外壁に取り付けるタイプや、パーゴラなどを利用して取り付けるタイプ、シェードタイプなど、様々な種類があります。また、カフェや店舗、ホテル、学校や幼保施設、公共施設、住宅、工場など、取り付ける場所や用途も様々です。
オーニングの種類や効果、よくある質問などについて詳しく解説しています。
オーニングを選ぶ際は、取り付ける場所や使用用途などに合わせて種類やサイズを選ぶのがポイントです。ここからはオーニング選びの際によくある失敗談を紹介します。
オーニングを選ぶ際に一番に確認が必要なのは、オーニングの取り付けができるかどうかです。取付工事に伺うと取り付けができない建物の構造だったということがあります。
安全に利用していただくためにも、事前に取り付けができる建物の構造かどうかを確認する必要があります。
万が一、取り付けができない構造だった場合は、フレームを立てて設置する独立型タイプのオーニングもあります。
建物の種類別のオーニングの取付方法について詳しく解説しています。
オーニングを設置する際には、建築基準法、道路交通法、道路法、消防法など守るべき法律がいくつかあります。
オーニングが隣地にはみ出さないように設置したり、防炎性能のあるオーニングを選んだり、景観条例のある地域では景観規制に違反しないデザインにしたり、場所や用途に応じて法律のルールを守って設置しなければなりません。
法律違反とならないためにも、設置前に法律的に問題がないか確認する必要があります。
雨よけとしてもご使用いただけるオーニングですが、台風などの強風を伴う雨や、ゲリラ豪雨のような土砂降りの雨、雪の日などの気象条件下では巻き取っていただくようお願いしています。
上記のような気象条件の中で使用を続けると、雨や雪の重み、風に煽られることによって外壁などに大きな負荷がかかり、取り付け面が破損したりオーニングが落下したりする恐れがあります。重量のあるオーニングですので、落下した際に人や物にあたって大きな事故になりかねませんので、必ず使用上の注意を守ってご使用ください。
※オーニングが揺れる程の強風(風速10m/秒程度)又は、強風が予想される時は使用を中止し、キャンバスを巻き取って収納してください。
※高所階への設置は、強風の頻度が上がるため、設置しても使用できない場合があります。
オーニングのサイズが間口より大きかったり小さかったりすると、見た目も悪く十分な効果を得ることができなくなる場合があります。また、出幅が大きくなると圧迫感を感じることもありますので、設置箇所の寸法を測定し、ピッタリのサイズを選ぶことをおすすめします。西日や季節によって変わる日射角度にも対応できる角度調整機能が付いたオーニングなどもございます。
せっかく取り付けたのに効果を感じられないとならないためにも、取り付け場所や使用用途に応じて最適な機種を選ぶことが大切です。
オーニングを最も印象付けるのがキャンバス(生地)です。キャンバスの色や材質によって印象を大きく左右しますので、キャンバス選びはとても大切です。
また、キャンバスは屋外で使用するため、雨風や紫外線にさらされどうしても経年劣化してしまいます。キャンバスの種類や色味によって、経年劣化の進行具合や汚れやすさに違いがありますので、使用条件によって適切なキャンバスを選ぶことをおすすめします。
素材や用途に応じたテント生地の選び方について詳しく解説しています。
このように、オーニングを取り付ける際には様々な注意点があります。ここでは、オーニング選びで失敗しないためのポイントを紹介します。
オーニングを取り付ける際は、上記に述べたように建物の構造や法律など、専門的な知識が必要となります。また、長く使用していただくには、キャンバスの張り替えや部品交換などのメンテナンスも大切です。
オーニング専門の業者であれば、事前調査から製品の提案、施工、設置後のメンテナンスまでを一貫して対応することができます。
オーニングには、日よけや雨よけといった主な用途以外にも、目隠し、看板効果、スペースの有効活用など様々な用途があります。
豊富なバリエーションの中から、設置環境や使用用途、サイズや予算などに応じて最適な製品を選ぶことで、オーニングの効果を最大限に引き出すことができます。
オーニングを長く綺麗に使うには使用方法を守ることが大切です。
強風や豪雨、降雪などの悪天候時には使用しない、オーニングにぶら下がったり物をぶら下げたりしない、濡れたキャンバスを放置しない、異常が発生した場合は使用をやめて施工業者に相談するなど、オーニングメーカーが定める注意事項を守ってご使用ください。
実際にオーニングを設置していただいたお客様からの声を紹介します。
Q
A
オーニングには、広い間口にも対応が可能で強度にも優れた店舗や施設向けのオーニングや、西日などのあらゆる日射角度に対応ができる角度調整機能が付いた住宅向けオーニング、テラス席や園庭などの壁面がない場所にも取り付けができる独立型のオーニングなど、様々な種類があります。
■店舗、商業施設におすすめの製品はこちら
<ニュースーパーマキシム/パルセイル/ソラカゼ>
■住宅におすすめの製品はこちら
<エルパティオプラス/エルパティオプラスRS/まどかぜエントリー>
■幼保・教育施設、公共施設におすすめの製品はこちら
<ニュースーパーマキシム/ダブルバーネ/パルセイル/ソラカゼ>
定番製品4製品を比較したコラムです。製品の違いを把握して用途に適したオーニングを選定しましょう。。
Q
A
オーニングの操作方法には手動式、電動式、電手動式があります。
手動式オーニングは、ハンドルを回すだけ、ロープを引っ張るだけで簡単に開閉ができます。いつでもだれでも簡単に操作ができる反面、サイズが大きくなるほど操作が重くなり、開閉するのが難しくなってしまいます。
電動式オーニングは、壁付けのスイッチやリモコンで開閉ができます。暑い夏の日や雨の降る日でも外に出ることなく室内から簡単に操作ができ便利な反面、停電などの緊急時には操作が出来なくなってしまいます。
電手動式オーニングは、通常時はスイッチやリモコンで簡単に開閉ができ、万が一の停電などの緊急時には手動で開閉操作が行えるので安心な反面、価格は手動式や電動式に比べて高くなっています。
電動式オーニングのメリットや機能など、その特徴について詳しく解説しています。
Q
A
オーニングを長く使用していただくためにはメンテナンスはかかせません。キャンバスの張り替えはもちろんのこと、アームやモーターなどの消耗部品の交換などの修理も可能です。
オーニング不具合時の原因や対処法について解説しています。
Q
A
近年、ホームセンターなどでも見かけるようになったオーニング。一見、DIYなどで簡単に取り付けが出来そうですが、安全にお使いいただくには建物の構造や法律など様々な知識が必要で、使用する上での注意点もあります。
オーニングの設置費用は決して安くはないからこそ、効果を実感していただくにはお客様に合った製品をお選びいただくことが大切です。
BXテンパルでは、お客様に後悔なく快適に過ごしていただくために、事前調査から製品の提案、施工、アフターメンテナンスまで一貫してサポートさせていただきます。
オーニング選びに悩まれた際は、オーニング専業メーカーである弊社にご相談いただければ幸いです。
オーニングのメリット、デメリットについて詳しく解説しています。